これまで年に1,2回会う程度の付き合いでしたが、
優しくしていただいた取引先の先輩が62歳で会社を退職されます。
60歳で定年退職され、再雇用3年目に突入される直前。
65歳まで会社にとどまってもよいのに突然の退職表明でした。
これまでお世話になっていたこともあり、ご挨拶に伺いたいと言うと
ランチにお誘いいただき、お話を伺ってきました。
先輩は、来月から個人事業主として起業されるとのこと。
最初は経理など全てご自身でやられるため
確定申告用に会計ソフトを利用されるそうです。
マネーフォワードが秀逸!とおっしゃっていました。
確定申告用の収支管理や税務署への提出資料も
手間暇かけないでできるそうです。
えっ! マネーフォワードってそんなに便利なんですか?
って聞き返しました。
というのも。
私は現在、マネーフォワードの無料版を使用しているからです。
しかし無料版は、様々な制約があるため、使い勝手がいまいちで
ざっくりとした生活費の管理くらいしかできていませんでした。
この日の先輩との会話が刺激になったので、
これからはマネーフォワードの有料版にアップグレードし、
生活費に加え、最近 さぼっていた「せどり」にも時間を割き、
副業の収支管理も完璧にできるよう挑戦を始めます。
まずは、マネーフォワードの勉強からですね!
先輩!!背中を押していただきありがとうございます!
さて、
先輩から話をうかがうと再雇用の厳しいリアルを認識できました。
話には聞いていましたが、先輩の場合、
所得が1/3に低下する一方、
退職後2年間の税金や社会保険料が正社員時代と変わらなかったそうです。
税金が大きな負担となり手取り額が月一桁万円だった月もあったとのこと。
先輩も50歳代後半の時に様々な人から
退職後2年間は金銭的に非常に厳しくなることを聞き、知っていたため
再雇用で会社にとどまったそうです。
さすがに1ヵ月の手取り額が
1桁万円のときもあり へこんだとのこと。
私の会社の再雇用時の待遇も先輩の会社と ほぼ同じなので参考になりました。
そして、再雇用2年。
住民税も下がったことを確認し、退職・起業を決断されたそうです。
これまでの人脈や業務ノウハウを活かし、企業間のマッチングや企業の課題解決の
コンサルをやられるそうで、これまで取引があった方々の元へ
精力的にあいさつ回りをされています。
先輩は、退職を表明されてからの数週間で、
会社名を決め、ロゴマークを決め、名刺まで作成されていました。
会社名はチャットGPTに相談。
ロゴマークの原案も無料のAIソフトに提案させ
最終型は、ご自身でCANVAを使って完成させたとのこと。
名刺の原案を拝見しましたが、なかなかのクオリティでした!
さすがです!先輩!
先輩のビジネスの成功と
先輩にかかわる企業や友人が
ますます幸せになられることをお祈りします。
私は先輩と違い、
現在は仕事による拘束時間が長くない部署にいるので
今こそ、もっと定年後の準備に時間を費やさなければなりません。
最近はテニスとお酒に流され停滞気味でしたが、
心機一転。自分の幸せな未来のために勉強を始めます!
そして私は、
再雇用でなく、60歳で定年退職し、自由に生きられる人生を目指します。