定年後は住みやすい街中への住み替えも検討したいと
投資物件向け不動産情報サイト「楽待」の物件情報を半年くらい物色し、
中心市街地徒歩圏の格安物件を発見しました。
これは、年末のブログでも記載していましたが、
メールで物件の資料が送られてきたので現地見学。
残念ながら、こんな物件 買いたくないやとガッカリした😓お話です。
現地見学の前に不動産会会社の方から、概要は聞いていたのですが、
聞いた通りの残念な状況でした。
物件敷地に入るための道路幅が2mしかなく
物件の周りは他の建築物に阻まれ、建て替え不能。
少なくとも前の所有者は、一度も住んだことがないらしく
過去のリフォーム歴も不明という、価格以外に魅力がない
購入を躊躇する物件でした。
楽待から送られてきた資料を見た時点では「ルンルン」でした。
この不動産の売却価格は400万円です。
資料によると、不動産の価値は、
固定資産税と都市計画税の根拠となると土地の評価額だけで約800万円。
土地面積200平方メートル。木造2階建て建物面積150平方メートル。
立地は、デパートまで約1キロ、新幹線停車駅まで約2キロ、最寄りのバス停まで徒歩1分
最高じゃないですか―。
しかし・・・登記簿を見ると、この家にまつわる不幸な変遷が・・・
想像では、昭和50年代に建てられた家に建築主が居住。
建築主が亡くなったのか?平成10年代に建築主の子供が相続。
但し、子供は相続された家に住まずに空き家の状態が続いたのでしょうか?
この空き家時代の時に、周辺の空き地に新築住宅が建ち、
建物や敷地が他の建物に囲まれてしまったのでしょうか?
そして令和に入り、子供は名古屋の投資家にこの不動産を売却。
不動産は、売却された後も、放置が続き、現在に至ったようです。
不動産会社の営業マンによると、名古屋の投資家はそう増税対策に、この物件を購入したとか・・・
誰であれ人が住み続けていれば、建て替えもできない膠着状態にならなかっただろうに・・・
あーもったいない。
だから、こんなに好立地が格安で売り出されてたのですね・・・
今回の教訓は、安さには訳がある。ということでした。
今、自分が準備できる不動産取得費は500万円です。
この予算内で自分や嫁さんが老後に快適に暮らせそうな物件がでてこないかを
これからも、場所にこだわらず、目配せしてゆきたいと思います。