先週土曜日は、快晴、気温35度の酷暑の中、
楽しみにしていたテニス大会の団体戦に挑みました。
私は、男子ダブルス2試合とミックスダブルス1試合に出場し、結果は2勝1敗。
パートナーはさておき、自身のプレーを振り返れば、自分の思った通りのプレーがでました。
私が所属するサークルのチームは、
4段階のレベルのうち、上から2番目の中上級?クラスに出場しました。
対戦相手は20歳代~60歳代後半の男女。
球威がある人、ロブを戦略的に使う人、ボレーの安定感や守備範囲が広い人、ビッグサーバーなど
様々なタイプがいました。
試合では、2週間前から意識して調整してきた
「集中力と安定感を出す」プレイ
を最優先しました。
特に意識したのが、サービスとサービスリターンです。
サーブは、
ファーストサーブには、これまでのセカンドサーブを、
セカンドサーブは、絶対ミスしないよう、
ラケットに厚く当てることだけを意識した山なり気味のボールを打ちました。
サービスリターンは、
ストロークのような、しっかりテイクバックしてからのスイングを封印。
スプリットステップでベースラインの中に入り、
テイクバックをせず、体幹を意識してラケットにボールを当て
押し返すイメージで返球しました。
これは、いわゆるブロックリターンですが、本当に有効でした。
速い返球はできませんでしたが、返球率が、たぶん1~2割アップ。
相手の緩急をつけたサーブにも対応できましたし、
少し振り遅れて打球面が上を向いても、
ボールの勢いが小さいため
アウトせず ベースラインの内側に収まりました。
ミスヒットやタイミングのズレが少なくなったおかげで
ネットミスやサイドアウトも いつもより、少なかったように感じます。
そして何より、思いがけない効果を体感できたのが
ポーチ攻撃を ほぼ食らわなかったことです。
相手からポーチできる時間(余裕)を奪っていたらしく
(これが新しい発見でした。)
リターンゲームで試合をぶっ壊されることがなかったです。
これは私とパートナーのメンタル面に非常に有効でした。
ベースライン後ろから
テイクバックして球威あるボールを返球するのと比較にならないくらい、
相手前衛ポーチを封じる効果がありました。
ベースラインの内側からの
テイクバックなしの返球は、
多分、相手がリターンのコースを読めなくし、
さらにリターナーとの距離が近いため、(ボールスピードが遅くても)
ポーチに出られないんだろうなーと分析しております。
ブロックリターンの恩恵を特に感じたのは、
ゲームカウント4オール
相手のサービスゲーム 30オールで迎えたポイントの時です。
相手がサーブ&ボレーでネットに詰めて来た際、私のリターンで、
私はリターンのタイミングが少し遅れて
上向き面でボールをヒットしてしまいました。
返球は、たまたま、サーバーと相手ボレーやーの真ん中にふらっと上がった中ロブになり、
サーバー・ボレーヤーとも一歩も動けず、
返球は当てて返しただけで勢いがなかったため コート内にポトリ。
ノータッチエースになりました。
相手が気落ちしていたのか 続くポイントも相手のアンフォースとエラーで
相手サービスゲームをブレーク。
結局、この後の私のサービスゲームも取り切れ
6-4で勝利しました。
この試合は、
相手の球質に慣れない上、技術があったため、0-3からのスタートとなりました。
この時点で、相手が私たちを見下し、油断が生まれたということもありましたが、
その後、ミスの少ない、堅実なプレーで自分たちのペースに巻き込み
実力が上の対戦相手に勝利できたという試合でした。
次の試合の予定はありませんし、出ようという気持ちも起きていませんが、
さらに上のレベルで勝つためには、練習中に打っているラリーなどを
試合でも同じようにミスなくできるようになることが
重要だと思っています。
この後、再び、無意識のラリーでも
精度や威力が高まるよう 基礎連に戻ります。
さらに上達すれば、
一緒に練習したり遊んでくれる人の輪が広がると思いますし。。。
もう おじいちゃんという
年齢のハンディはありますが、もっと練習して うまくなってゆきたいです。